株式会社B・S・L様


初日のワークから効果を実感。課題だった内定者同士の関係性が大幅強化。


  • INFORMATION

    • お話を伺った方

      • 人事担当者
      • 坂上 純平 様
    • 業種

      ITコンサルタント(PMO)業
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まずは今回、テレ謎を通してどういった課題感を解決出来ましたか?

坂上様:一つ目は、私たちB・S・Lと内定者の方々との間のギャップを解消出来たかなと思います。内定者の方々はB・S・Lに対して、元々硬派なイメージを持っていたようで、テレ謎を導入したおかげで「なんか面白い研修やってるんだ」「こういうデジタルを活用している研修もあるんだ」といったイメージアップが出来たのかなと思います。
二つ目としては、内定者同士のコミュニケーションの課題解決に繋がりました。内定者同士がかなり仲良くなりましたね。テレ謎をきっかけに、LINEグループを活用してプライベートのコミュニケーションや、私たちの研修課題の分からないところを相談し合っているみたいなので。

担当者:テレ謎の実施前後で、内定者同士の関係性にも変化が出てきたのですね。何が要因だったのでしょうか。

坂上様:テレ謎の初日のワークで、お互いについて理解し合うワークがありましたが、それをきっかけに内定者同士の繋がりが深くなった印象です。弊社の研修の中でも他己紹介や共通点探しなど、お互いの特徴や共通点を洗い出すワークはすでに実施しているのですが、プラスアルファでテレ謎を実施したおかげでさらに距離が縮まりました。

担当者:仮に初日の関係性強化のステップを経ずに、2日目以降のステップを行った場合、仕上がりは変わったと思いますか?

坂上様:かなり変わったと思います。

オンライン参加の温度差を解消。距離を超えるコンテンツの強さ

テレ謎を研修として導入するにあたって、どのようなことに期待されていましたか?

坂上様:地方からオンライン参加の内定者と対面参加の内定者との、温度差を埋められるのではないかというところは期待していた点でした。私たちがすでに実施している研修の中だけでは、オンライン参加者・対面参加者との間で温度差が全く違うんですよね。ただテレ謎は、その温度差を感じさせないような研修になっていました。

担当者:御社では地方在住の方の場合、採用フローはオンライン完結になっているのですか?

坂上様:そうですね。基本的に最終選考は本社で対面で行いますが、それ以前の選考に関してはオンラインで実施しております。

担当者:なるほど。また今回、内定者の方同士の関係性強化や交流に繋がったということですが、内定前にコミュニケーションを取る機会自体は元々ありましたか?例えばグループ面接で一緒になったり、内定前の研修課題などでコミュニケーションを取ったり。

坂上様:機会自体はありました。例えば研修を実際に始める前に、内定者同士の交流会を実施したりはしていました。ただそれでも、やはり遠方の方はオンライン参加していたりと、温度差は感じていました。

テレ謎を実施した上で、参加者の方からどんなご意見やご感想がありましたか?

坂上様:参加した内定者の方々からは「すごく面白かった」「続きはないですか」という感想や、「たくさんコミュニケーションを取ることができた」「様々な考え方にも触れることができたので良かった」といった意見もいただきました。またテレ謎をキッカケに、内定者同士のLINE上でのコミュニケーションも促進されたようで、とてもありがたいきっかけになりました。

担当者:面白さを参加者が特に感じていただろうシーンはどんなところがありましたか?

坂上様:やはり一番盛り上がっていたのは初日のワークかなと思います。

担当者:やっぱり初日なのですね。

坂上様:おそらくそれまで、お互いのことを知りたいけれど知る機会がなかった状態だったと思います。そんな中で、今回初日にお互いのことを知る機会が必然的に生まれたことで、盛り上がったのかなと思います。

「もっと早く導入しておけば良かった」硬くない研修だからこそ見える、隠れたスキル。

テレ謎というサービスを、チームビルディングやコミュニケーション促進を目的として使っていくことは有用だと思いますか?

坂上様:有用だと思います。今回コミュニケーションのきっかけをかなり作ることができたので。一つ失敗があるとすると、もっと早くテレ謎を導入しておけば良かったなと思っています(笑)。もっと研修初期にテレ謎を導入することで、研修の走り出しがより良くなる気がします。

担当者:今回テレ謎を実施いただいたのは、内定者研修が始まっておおよそどれくらい経ってからになりますか?

坂上様:3ヶ月くらい経ってからですね。

担当者:なるほど、研修がかなり進んでからなのですね。

坂上様:テレ謎の実施時には、もう6回ほど研修は進んでいたんですよね。やはりもっと初期にテレ謎を実施できていれば、その後の研修もかなりスムーズに、協調性も高まった状態で進めることができたのかなと思います。

テレ謎を通じて見えた、コミュニケーション力やリーダーシップ力に関して、人事担当者としてどのような印象を持ちましたか?

坂上様:これまでの研修では見られないリーダーシップ発揮の場面などが見られたので、とても面白いなと思いました。また”カジュアルさ”を兼ね備えたワークだったので、積極的な発言が苦手な方にとっても、テレ謎をきっかけに躊躇なく発言出来るようになったような印象です。

担当者:研修の中でもレクリエーション性が強いテレ謎ですが、完全にレクリエーションとして振り切ってしまった方が良い、もしくは研修らしさをもっと出した方が良いなど、研修としての位置付けについてはどう思いますか?

坂上様:位置付けに関しては今の状態が一番良いかなと思いますね。内定者向けという点を踏まえた場合、あまり堅いものだと私たちがすでに実施している研修と差別化が出来なくなってしまうので。そういった意味では今のカジュアルさをもったデザインが良いのかなと思います。

御社はすでに様々な研修をされているとは思いますが、その中でテレ謎は他の研修とどんな違いがあると感じましたか?

坂上様:他の研修との違いに関しては、テレ謎はレクリエーション性が高いので取り組みやすいですね。他の研修はどうしても堅い内容になってしまうことが多く、コミュニケーションも堅くなり、本来の成果が見えづらいという懸念はあります。

また内定者の方々にとっても、おそらく堅い研修はこれまで何度も経験していて慣れてしまっているんですよね。その点テレ謎は、企業にとっても内定者にとっても前向きに取り組みやすいのかなと思います。

担当者:研修慣れしているからこそ、カジュアルなものが逆に新鮮ということなんですかね。

坂上様:そうですね。ほんと堅いんですよね(笑)。私たち研修を作成する側にとっても、こういった研修のアプローチもあるんだと刺激を受けることができます。

研修としてだけでない。テレ謎が持つポテンシャル。

テレ謎は現状、内定者や新入社員といった若手を対象とした研修として作成していますが、対象者とテレ謎の内容のマッチ度合いについてどう思われますか?

坂上様:内定者が一番フィットするかなと思います。ただ頻度は少なくとも、全社的にも使用できるかもしれません。弊社の場合だと、他の事業部と関わる機会って中々ないんですよね。ですので他事業部とのコミュニケーションを促進するという目的で、例えば半期報告会の際などにオンラインで活用したりというのは、とても面白いかなと思います。その後の懇親会ですごく盛り上がったりとかするキッカケになると思うので(笑)。

テレ謎を使った今後の活用方法に関して何かアイデアはありますか?

坂上様:私としては採用担当もやっておりますので、もう少しミニマムなものが出来たとすると、採用面接とかにも使えそうですね。

担当者:なるほど。その場合、所要時間や日数感でいうとどのくらいのイメージですか?

坂上様:60分くらいである程度特性を見出すようなことができると、面接でも取り入れられそうです。弊社でも新卒採用の人数が多くなってきているので、グループ面接などに使えそうだと思いました。

担当者:ゲームの進行中は、人事の方がずっとファシリテーションしている必要がなくなりますもんね。

坂上様:そうですね。本当に色んな活用の仕方はあるなと思っています。役職者の判定基準などにも活用していいかなと。

担当者:アセスメントですね。

坂上様:はい。その人の考え方や人となりなどが分かると、どの役職に配置できそうかといった判断基準として使ってみても面白そうですね。

テレ謎だからこそ見える”素”と、構築できる深い関係性。

今回テレ謎を受けていただいた内定者の方々に期待されていることは、どんなことですか?

坂上様:今回の内定者は5人ですが、この5人で一つの事業部を運営していけるような、そういったメンバーになってほしいなと思っております。また、コミュニケーションスキルは弊社でもやはり必要なスキルですので、今回の5人が先頭に立って、次は研修を構築できる、もしくは教えられる立場になってほしいですね。

担当者:なるほどなるほど。

坂上様:今の若い社員の方々の傾向として、同期同士でもあまりグループを作らないような印象を受けます。我々から何かきっかけを与えてからやっと作り出す。少し前の世代だと、すぐ同期のLINEのグループを作って、みんなでやりとりや協力をするみたいなのが出来ていたのですが。

今回この5人がLINEグループを作って良い関係になったと思いますので、下の世代もLINEグループを作るような流れを作れていると嬉しいですね。

他の研修と比べてテレ謎の何が、内面としての距離を縮めることができたのでしょうか?

坂上様:テレ謎によって、もっとお互いのことを知りたいという動機づけができたことですかね。お互いのことを知らないと出来ないようなワークが多かったので、それをきっかけに「もうLINEで色々話そうか」といった流れが生まれ、テレ謎実施後の研修課題なども協力し合う形になったのではないかなと思います。
テレ謎以前の6回の研修に関しては、特にお互いを知るような研修ではなかったんですよね。

担当者:半強制的にではありますが、相手のことを知っていく場作りがなされたので、それが内面の距離を縮める機会になったのですね。

坂上様:また、今回コミュニケーションツールとしてLINEが使用されたことも大きいと思います。

担当者:なるほど。

坂上様:一応すでにSlackで研修者同士を繋げてはいたんですよね。ただおそらく、Slackは私との連絡でしか活用してなくて。やはりSlackは仕事の連絡手段のイメージで、より深いプライベートな事を話せる場としてはLINEになるのかなと。

担当者:ありがとうございます。

今回テレ謎を受けた5名の方に関して、選考フローや初期の内定者研修の印象などと比べて、テレ謎を通じてはじめて見えた一面などはありますか?

坂上様:一人の方は、面接や研修の際は少し引っ込み思案な方なのかなと思っていました。しかしいざテレ謎を受けてみると、グイグイと前にでて「もっとこうした方いいんじゃない?」といった積極的な話の展開もしていたので、良いギャップを感じられました。
もう一人、同じくテレ謎前はあまり積極的に声をあげるタイプでない方がいました。ただ話をすると説得力があるので、しっかり考える力があるのかなと採用時には思っていたんです。その方もテレ謎では自然と積極的に話ができていて、意外な一面を知ることができました。

担当者:そうなのですね。お二人は、選考の時とテレ謎の時で何が違ったのですかね?

坂上様:姿勢がそもそも違いましたね。前向きに取り組んでいるような姿勢が伺えました。

担当者:おそらくどちらもあるかなと思います。グループでやってるからという点と、ビジネスではないから、素の一面がたくさん出てきたのかなと思いますね。

坂上様:ちなみにお仕事を開始する前の段階でテレ謎を挟む重要性に関して、今回どのように感じられましたか?

担当者:弊社では入社後、バラバラのプロジェクト毎に参画してしまうので、コミュニケーションを取る機会が少なくなってしまい、同期の連帯感のようなものを感じづらいことに課題を感じているんですよね。ですので、入社前にできるだけ関係構築を出来たらと考えており、その点でテレ謎は重要かなと思っております。

坂上様:それでは、本日はインタビューにご協力いただきありがとうございました。

担当者:こちらこそ、今回はテレ謎を通してたくさんのきっかけをいただけたので、導入のご提案をいただきありがとうございました。